工藤哲巳. Fage Editions, 2007. Softcover. Text in French. 128pp. Size: 235 x 155 mm.
2007年にパリのLa maison rougeで開催された工藤哲巳回顧展「Tetsumi Kudo: La montagne que nous cherchons est dans la serre」のカタログ。1962年の渡仏以降から晩年までの活動をたどり、人体の断片、人工植物、電子部品を組み合わせたケージ作品や環境的インスタレーションを豊富な図版で紹介する。汚染、培養、変容、「新しいエコロジー」といった工藤独自の概念を通して、自然・身体・テクノロジーが融合する不穏な世界を浮かび上がらせる一冊。展覧会名は、1972年の工藤の言葉とされる「隠れるための山はもはや残されていない。私たちが探している山もまた温室の中にある」に由来する。広島・長崎以後の世界において、自然さえ人工的な管理環境の内部に取り込まれたという認識を象徴している。アンヌ・トロンシュ、アラン・ジュフロワによる論考を収録した、工藤研究に欠かせないフランス語モノグラフ。
状態は、表紙・天地に少スレ、ページに少ヤケ有。











