秋野ちひろ「本と金槌」
この度, 東塔堂にて秋野ちひろの個展「本と金槌」を開催いたします. 今回, 東塔堂から秋野へいくつかの本を渡し, それらに目を通した上での制作をお願いしました. どういった本が並ぶのか, それらがどのように作品に繋がっていったのか, 作品がどのような姿を見せるのか, ぜひ会場にてご覧ください. 加えて, 展示に合わせ図録を制作いたしました. 図録では秋野が普段制作に用いている道具を紹介しています. 合わせてお楽しみいただければと思います. 大和田さんから本が届き作品集や写真集と共に詩や芸術論の本があって驚いた. 制作しやすいビジュアルメインの本ではないので形に結びつけるのが難しい. 今までの経験みたいなものも使えない. 心が引っかかる場所をとにかく探すことにする. 本一冊分の大きなイメージを形にするのではなくて, ちいさな引っかかりを大きく広げて作品にする. 例えばひとつの写真, 一文からもらった小さなイメージを自分勝手に広げていく. 小さな光を見つけてガンガンと道を歩いていったら, 今まで使ったことのない形が目の前に現れた. 新しい景色に出会い, 今はわたしの一部になったことがなによりも嬉しい. (作家より) ○ 会場:東塔堂 | Totodo 会期:2021年1月23日[土]→ 2月20日[土](会期延長いたしました) 時間:13:00-18:00[日曜休み] 入場:無料 協力:加藤勝也 ○ 秋野ちひろ / Chihiro Akino 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金工専攻. 真鍮を使いオブジェを中心に制作. instagram: @akinomorning |
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