岡崎乾二郎. 亜紀書房, 2018. Hardcover with dust jacket and obi. Text in Japanese. 417pp. Size: 220 x 155 mm.
印象派からキュビスム、20世紀抽象芸術までを、従来の美術史とは異なる視点で根本から読み解いた論考。岡崎乾二郎は、造形作家として活躍する一方で、批評家としても独自の視座を持つ。本書では、抽象芸術の核心を「唯物論」と位置づけ、物質や事物が知覚を越えて直接精神に働きかける「具体性・直接性」にこそ、その力が宿ると論じる。ヒルマ・アフ・クリント、モランディ、岸田劉生、イサム・ノグチなど多様な作家を横断的に分析し、作品の「線」や設計思想を浮かび上がらせる。抽象を「非具象」ではなく、現実に作用する力として再定義する刺激的な一冊。
状態は、ジャケットにヤケ、天地・小口に少スレ、汚れ有。











