光田由里 著. 水声社, 2011. Hardcover with dusut jacket and obi. Text in Japanese. 277pp. Size: 200x160mm.
高松次郎の1961年から1972年頃までの初期作品を中心に、「もの」と「言葉」の緊張関係を精緻に読み解いた美術評論。〈点〉〈紐〉、不在性、〈影〉連作、〈題名〉、The Storyなどを通じて、知覚、表象、存在、名づけをめぐる高松作品の逆説的な構造を考察している。とくに〈影〉をめぐる批評や「影論争」、作品と題名の関係、言葉による記述の限界に焦点を当て、戦後日本の現代美術における高松次郎の位置を再検証する一冊。
目次:
第1章 《点》と《紐》
「点と線」あるいは「針金と紐」
第2章 不在体、不在の部屋、不在性
第3章 《影》連作
ハプニングと絵画論
第4章 《影》における存在論と絵画論
穴と鏡のあいだに
第5章 《影》と言葉
「影論争」と呼ばれる批評群
第6章 絵画の外側
《影》から生まれるもの
第7章 原理と実在のあいだに
表象のパラドックス
第8章 《題名》という題名
美術作品への名づけ/ものと言葉の接面
第9章 言葉と言葉でないもの
《The Story》と反記述
高松次郎 略年譜および展覧会歴
主要参考文献
あとがき
状態は、表紙角に少スレ有。











