組版工学研究会 編. 朗文堂, 2003. Softcover with dust jacket. 546pp. Text in Japanese. Size: 295 x 210mm
『イラストレーションの展開とタイポグラフィの領域』(角川書店)、シリーズ『文字百景』(朗文堂)などに発表されてきた研究成果を1冊にまとめた分厚い書籍。活字見本のほか、開発者の肖像、印刷所の風景といった関連図版、また各書体にまつわるエピソードを紹介した読み応えのあるテクストなどを収録する。
目次:
「Jenson Roman 揺りかごのなかの活字-ローマン体の成立」木村雅彦
「Garamond Types 大陸を横断したフランス活字-ギャラモン活字の行方」白井敬尚
「Printers Flower 活字箱のなかの可憐な装飾-プリンターズ・オーナメントとヴィネット」白井敬尚
「Baskerville Types モダン・ローマンへのかけ橋-トランジショナル・ローマンの成立」杉下城司
「Futura 近代を夢みたドイツの活字-セリフレス・ローマン、フツーラ」杉下城司
「Univers 宇宙に子午線をみたひと-アドリアン・フルティガー」佐藤淳
ほか
状態は、ジャケットの背にヤケ、破れ有。