印刷史研究会 編, 柏書房, 2000. Hardcover with dust jacket and obi. 509pp. Size: 265x190mm.
日本活版印刷450年の通史的事典。明治中期までの金属活字の歴史を調査し、連綿体活字によるキリシタン版、秀英体、築地体まで、その成立の歴史を貴重な図版と資料とともにまとめる。
[目次]
第一章 きりしたん版について 大内田貞郎
1 はじめに
2 聖職者要請のための教科書作り
3 日本に搬入された西欧の印刷機
4 西欧の印刷機による国字印刷本
5 漢字・平仮名交じり連綿活字化の推進者
6 「連綿体」の活字化を促進させた要因
7 蓮如の『御文』からの示唆
8 「変体仮名」活字の〈父型〉
9 「きりしたん版」と「古活字版」
第二章 駿河版銅活字――その成立と鋳造技術の解析 百瀬宏
1 日本最初の銅活字
2 駿河版銅活字誕生の経緯
3 駿河版
状態は、ジャケットと帯にヤケ有。