谷口吉郎 編. 東京国立近代美術館 監修. 東都文化出版, 1955. Hardcover with dust jacket. Text in Japanese and English. 69pp. Size: 290x220mm.
1954-1955年に東京国立近代美術館にて開催された展覧会「現代の眼:日本美術史から」の内容をまとめた書籍。古代遺物、絵画、彫刻、陶磁器など部門別に分類し、古代から近世に至る日本の美術を現代の感覚で捉え、従来と異なる角度からその永遠の新しさを探り出そうとする企画。展示構成に谷口吉郎を迎え、御影石やレンガ、コンクリートなどを組み合わせた台や畳などを用いながら、照明も含む清新な陳列方法をとっている。書籍も展覧会同様、大判のモノクロ図版に時折カラーの貼り込み図版が差し込まれた空間的なレイアウトが特徴。谷川徹三、谷口吉郎による寄稿。
状態は、表紙全体に破れ、ヤケ、汚れ有。ページにヤケ、少シミ、角に欠け有。











