村井修 著. 海野弘 文. 羽原肅郎 構成. 用美社, 1983. Hardcover with dust jacket. 192pp. Text in Japanese. Size: 305 x 215mm
村井修の写真集。丹下健三「東京カテドラル聖マリア大聖堂」、磯崎新「群馬県立近代美術館」、槙文彦「大阪府臨界スポーツセンター」、白井晟一「サンタキアラ館」他、建築作品の外観、ファサード、内観ディテールを被写体に多様な角度から切り取ったモノクロ写真を収める。序文を丹下健三、造本構成を羽原肅郎が担当。
その城は、すぐ向うに見えるのに、いくら歩いても、そのまわりをどうどうめぐりするだけで、近づけない、といった迷路の終点に建物はある。町あるき、突然の出会い、第一印象…といったプロセスのうちに建物とのつき合いが形成されてゆく。細長い窓を開けると、暗い部屋に光が流れこんできて、眼下にちらりと小さな教会が見える。村井修はそのささやかな視覚体験を大事にしている。なぜならいかにささやかであろうと、そのようにまなざしが放たれてゆく瞬間は二度とこないからである。(海野弘「アプローチ」より)
状態は、ジャケットにスレ・傷有。本体は見返しに折れ跡、シール跡有。











