森山大道. 冬樹社, 1982. First Edition. Softcover with dust jacket. Text in Japanese. 214pp. Size: 304 x 231mm.
森山大道の写真集『光と影』。1972年の『写真よさようなら』発表後、深刻なスランプ・薬物依存の時期を経て、1981年に木蓮の花の一枚から再び撮影を再開し、完成させた一冊。森山自身が『にっぽん劇場写真帖』『写真よさようなら』と並ぶ思い出深い特別な写真集と語っている。内容は主に1979-1982年頃のモノクロ写真。街のスナップ、静物、日常の断片をハイコントラスト・粗粒子で捉え、光と影の対比が強く強調された表現が特徴。70年代の激しい「アレ・ブレ・ボケ」から一歩進み、より静謐で内省的な視線を感じさせる一方、荒々しい粒状感と力強さは健在。桜、街角の人影、物体などの「光と影」が織りなすドラマが中心で、森山大道の再出発を象徴する。
状態は、ジャケット、天、ページに少ヤケ。ジャケットの角に少イタミ。











