ジョン・ゴセージ. aperture, 2010. Hardcover with dust jacket. Text in English. Size: 285x310mm.
アメリカの写真家、ジョン・ゴセージの写真集。郊外の森林地帯にある池の周辺で撮影された写真群は、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『森の生活』を思い起こさせる。また本書は、ニュートポグラフィクスの数ある重要写真集において、最も私的かつ内省的な1冊だと思う。ページをめくるたびに、荒れた湖畔を移動する作者の視線――土を踏み、空を見上げ、木々が揺れるのを感じ、立ち止まり、戸惑う。歩きながら、感覚が研ぎ澄まされ、頭の中で思考が整理されていく。しかし、それも束の間、日常に戻る。詩情をたたえながら没入をうながす写真集表現としては極点のひとつ。本書は数点の図版とエッセイが追加された2010年増補版。
状態は、ジャケットにヤケ、縁に少汚れ、ページ周辺に少ヤケ有。












