山本悍右 金子隆一 ほか 文. あるむ, 1988. Hardcover with dust jacket. 166pp. Size: 265×190mm.
『造型写真1934-1941 坂田稔作品集』は、戦前日本の前衛写真を代表する一冊。1934年頃から戦前までの作品を中心に、1941年アルス刊『造型写真』所収の図版・テキスト、雑誌発表文、座談会などを再構成。名古屋を拠点に「なごや・ふぉと・ぐるっぺ」、のちのナゴヤ・フォトアヴァンガルド倶楽部を牽引した坂田稔の、抽象的・実験的な造形感覚を伝える。山本悍右監修、金子隆一らの寄稿、年譜を収録。
「坂田稔は情緒主義のべたべたした日本の風土に徹底して逆らった。彼にとってそれはどうにも我慢のできないものだったのである。それをたたきつぶすために西欧の科学主義を武器として、たくましく戦った革命の戦士だったと云えるのだろう。……あの湿っぽい時代に既に決然と、芸術なんてあるものか、あるのはただ人間の生活だけだ。と言い切った彼に、最上に親密な尊敬を送りたい。」(山本悍右の序文より)
状態は、ジャケットにヤケ・イタミ、ページ周辺に少ヤケ有。











