マイケル・サウスワース+スーザン・サウスワース 共著 牧野融 訳 中垣信夫+早瀬芳文 函装丁 築地書館 1983年 初版 ハードカバー 223ページ ジャケット・函・帯付 サイズ: 268×250mm
地図とは何であろうか?
この本は、単に地図制作者の名選集というだけでなく、わたしたちが持っている従来の地図という概念をおしひろげ、その想像力をうながすものである。著者は、地図、地図の使用者、現実世界の関連について語ることからはじめ、地図をいかに有効に、情報にとみ、いきいきしたものにつくるかという新しい手法を述べている。また、数多くのカラー図版をはじめ、すばらしい地図を次々に紹介して、地図が形や距離だけではなく、量・密度・時間・変化・運動・行動・個人的心象なども測ったり明示できることを説いている。(ジャケットの解説より)
目次
I 地図、人、空間
1. 地図、地図利用者、環境
2. 地図作りの歴史
II 地図を作る技術
3. 地形
4. 作られた形
5. 路線網と径路
6. 量、密度、分布
7. 関係と比較
8. 時間、変化、運動
9. 行動、個人的心象
10. シュミレーション、相互作用
状態は、函に少汚れ有。ジャケット背に少しヤケ有。