古屋誠一. IZU PHOTO MUSEUM/Camera Austria, 2010. Softcover with dust jacket. Text in German and Japanese. 351pp. Size: 245x200mm.
古屋誠一が1989年以来制作に取り組んできた『Mémoires』シリーズ、5冊目にして最終章となる『Memoires. 1978-1988』。2007年に静岡県のヴァンジ庭園美術館で開催された個展「Aus den Fugen」のアンコール企画として、2010年に開催された同名の展覧会に合わせて出版された作品集。1985年に自ら命を絶った古屋誠一の妻クリスティーネの記憶と、当時崩壊寸前だった東ドイツの景色、さまざまな写真を織り交ぜて構成された一冊。巻末にアイナー・シュレーフによるエッセイ「黒 赤 金」を収録。
状態は、帯にスレ有。