磯崎新 著. 鹿島出版会, 1990. Hardcover with slipcase. 330pp. Text in Japanese. Size: 220x155mm.
建築家 磯崎新の建築論集。見返しに杉浦康平へ宛てた献呈署名入。
目次:
第一部 ま
間――日本の時空間
領域の横断の展覧会
「間」表現の典型としての日本の庭園
第二部 かつら
桂――その両義的な空間
石元泰博の「桂」――新しい読解装置
桂――「間」の立ち現われ
第三部 にわ
世界観模型としての庭――「うみ」のメタフォア
見立ての手法
城壁のない都市
第四部 ゆか
ユカの現象学
エフェメラの美
能の舞台空間
能舞台の枠組み
舞台構成・雅楽と声のための〈東京一九八五〉
虚譜の舞台
中心とのスタンス、そして力
シノラマニッポン二十五帖
第五部 や
正息としての建築――白井晟一論
様式の併立――堀口捨己論
技芸の伝承――大江宏論
第六部 かげろひ
新都庁舎コンペをめぐって
現代日本美術の袋小路
「エフェメラ」としての日本の都市
ポストモダンの行方
開港した日本の建築
七人の波
廃墟論
あとがき
初出一覧
状態は、函にスレ・少汚れ、地に少シミ有。本体表紙にスレ有。