磯崎新 + 日埜直彦 著. LIXIL出版, 2014. Hardcover with obi. Text in Japanese. 296pp. Size: 215 x 154mm.
■目次
はじめに 日埜直彦
I 1970-
1 岸田日出刀・前川國男・丹下健三──日本における建築のモダニズム受容をめぐって
2 五期会、『現代建築愚作論』、スターリニズムからの脱却──一九五〇年代における建築運動とその思想性
3 『空間へ』、《お祭り広場》、『日本の都市空間』──一九六〇年代における都市論の方法をめぐって
4 『日本の都市空間』の頃──『建築文化』、「間」展、デリダ
5 丹下研究室から独立した頃およびル・コルビュジエ受容をめぐって──一九六〇年代の都市計画とプロセス・プランニングへの過程
6 エーゲ海の都市・見えない都市・霧状のモナド──都市構造とアーバンデザインの方法をめぐって
7 ターニングポイント、空間から環境へ
8 『建築の解体』へ──六〇年代のムーヴメントをマッピングする試み
II 1970-1995
9 廃墟、空白、生成──一九五〇-一九七〇を俯瞰する
10 手法論とはなんだったのか
11 「間」展前後のコネクションの広がりと日本をリプレゼンテーションすること
12 建築の一九三〇年代から「間」展へ──アンビギュイティと日本近代建築史の再編
13 ポストモダン一九六八-一九八九──近代批判としての
14 「国家/日本的なもの」とのせめぎあい──大文字の建築
III 1995-
15 数々の写真家たちとの関わり
16 「桂」/タウト──重層的なテクストとしての
17 堀口捨己──モダニズムから「日本的なもの」への転回
18 手法論からの転回
19 二一世紀のアーキテクト/アーキテクチャ
建築家とは誰か 日埜直彦
あとがき 磯崎新
人名・事項索引
状態は帯に少しスレ有。