カジミール・マレーヴィチ. Larissa A Zhadova 著. Thames & Hudson, 1982. Hardcover with dust jacket. Text in English. 371pp. Size: 280x245mm.
カジミール・マレーヴィチの作品とロシア革命の関係、マレーヴィチが提唱したシュプレマティズムとその関連の作品についてまとめた書籍。マレーヴィチは1879年にロシア帝国のキエフ(現在のウクライナ首都)に生まれ、社会主義思想に基づく革命運動に参加。シベリアへの流刑を経験し、彼はそこで具象的な絵画から離れ、抽象的な表現を探求し始める。
マレーヴィチによって創始された抽象絵画運動「シュプレマティズム」は、美術史だけに留まらず、建築・工業デザイン・展示デザインの発展の中でも重要な位置を占めている。本書では、マレーヴィチの絵画作品のほか、Ivan Puni、エル・リシツキー、Nikolai Suetinらの絵画・グラフィック・建築マケットなど、445点の図版(うち84点がカラー)を収録。
状態は、ジャケットにヤケ、キズ、スレ有。本体天地小口にシミ有。