ジェイムズ・マイヤー 解説 PHAIDON 2005年 初版 ハードカバー ジャケット付 199ページ サイズ:298×258mm
ミニマリズムという用語は、1960年代に幾何学的な技法を全体にあるいはシリアルな形で用いて新しい種類の抽象芸術を生み出したアメリカのアーティストたちの活動を表す言葉として生まれたものである。本書は、カール・アンドレ、ダン・フラヴィン、ドナルド・ジャッド、ソル・ルウィットなど、ミニマリズムに関係した主要な人物の経歴、さらにはミニマリズムと関わったその他のアーティストの活動を扱っている。具体的に対象となっているのは、彫刻家のラリー・ベル、エヴァ・ヘッセ、ジョン・マクラッケン、ロバート・モリス、ブライス・マーデン、アグネス・マーティン、ロバート・ライマン、およびフランク・ステラなどである。ミニマリズムおよび1960年代のアメリカのアートに関する第一級の専門家であるジェイムズ・マイヤーは、20世紀後半の美術様式の中で最も現代的なこのミニマリズムの発達を、歴史的および文化的文脈から幅広く論じている。本書は、ミニマリズムに関し現在手にすることのできる、最も包括的で信頼性の高い資料集である。(裏表紙の解説より)
状態は、本体全体にスレ有。