光琳社出版, 1996. Hardcover with dustjacket. Text in Japanese. 120pp. Size: 230x247mm.
曲木家具で知られるトーネット社と、ウィーンにおける近代デザインの発展を総合的に考察したもの。蒸気による曲木技術の革新と大量生産の成立、ゲブルダー・トーネット社の展開、そしてウィーン工房やゼセッション、バウハウスとの思想的関係を詳述。ホフマン、ロース、ワグナーらの建築や都市文化との関係も論じられ、家具から美術、社会史に至る広範な視野が特徴。
状態は、ジャケットに少スレ、背にヤケ。見返しに謹呈署名入。