加瀬健太郎 著. migo, 2025. Hardcover. 64pp. Text in Japanese. Size: 180 x 195mm
この写真集は、約10年にわたり撮りためてきた写真を、時系列なく散文的に構成した一冊です。被写体にかかわらず、同じ姿勢で撮影された写真は、撮ることでそれぞれの被写体から説明的な意味が削ぎ落とされていくようです。エッセイや家族写真で広く知られている写真家・加瀬健太郎が、家族と過ごす時間の中で自身の作品をつくることを実験、模索して生まれた集大成です。 (出版社案内より)
紙に描いた○
夜空の花火の○
積み木の家
家の顔
こどもの手
手のマネキン
本の貝
目を閉じたこども
カタログみたいに並んでいる
ニセモノホンモノ
ホンモノニセモノ
大は小
小は大
生きてて死んでて
死んでて生きてて
記号になって
形になって
写真になった
―加瀬健太郎
*新刊です











