日本デザイン小史編集同人 編. 原弘 装丁. ダヴィッド社. 1970. Softcovaer with slipcase. 335pp. Size: 214×150mm.
この小史は“デザインとはなにか”を課題とするのではなく、わが国のデザインの今日の隆盛は世界の注目するところではあるが、このような現状に対して、過去はどうであったかを課題としている。(序文より)
目次:
明治にできた図按教室(吉田達賛)
商業美術の今昔 主に関西を中心として(矢島周一)
大正時代の話(戸田達雄)
四人の先輩から 尖塔社まで(飛鳥哲雄)
私だけのデザイン小史 府立工芸時代から美校を経て築地小劇場の創設まで(吉田謙吉)
マヴォ前後(村山知義)
大正時代から昭和初期の前衛運動(北園克衛)
日本へ渡ったバウハウス(山脇巌)
懐かしき化粧広告(沢令花)
七人社の頃と私(小池巌)
私的デザイン彷徨記(原弘)
商業図案から商業美術へ(山名文夫)
柳瀬正夢のポスター、装画、かき文字など(まつやまふみお)
「広告界」創刊前後とパリの日本商業美術展(室田庫造)
わたしのデザイン系譜(河野鷹思)
日本デザイン前史の頃の人々(桑沢洋子)
青春 日本工房 時代(亀倉雄策)
「デセグノ」の頃(土方重已)
ジャワでの国家宣伝(大智浩)
啓蒙期以後のグラフィック・デザイン(永井一正)
日本のクリエイティビティ(中井幸一)
他
状態は函背にヤケ、折れ有。全体にスレ有。本体表紙に少折れ有。ページ小口にシミ有。