アイリーン・グレイ 木屋ギャラリー / 西部美術館 1984年 ソフトカバー 95ページ ジャケット付き サイズ:260×182mm
1982年にアール・ヴィヴァンより発刊された『特集=アイリーン・グレイ アールヴィヴァン5号』を木屋ギャラリーでの展覧会を記念に再版、ジャケットを付けて限定販売したもの。
97歳で世を去るまでに、たった二つの建築と一つの内装しか残さなかったグレイ。建築をメカニズムのアナロジーともメタファーとも把えず、透明度の高い空間でありながら“気配”を感じさせ、それを包み込む建築を成しとげた稀有な作家。コルビュジエ、バウハウス等の巨大な影響を脱しつつも、ポスト・モダニズムと名付けられる新たなフォルマニズムに陥ろうとしている現在の建築の表層性を見る時、彼女の漂わせた“両性具有的”作法こそが、われわれの触れていたいものではないのだろうか。(表紙より)
状態は、ジャケットとページ周辺にヤケ有。