西澤文隆 著 杉浦康平+谷村彰彦 造本 丸善 1981年 ソフトカバー 243ページ サイズ:218×180mm
壁に画かれた仏画が退色する中で深味ある味わいを滲み出させるように、木も古びの美しさで人々を魅きつける。弱く生きものに近い木の膚のぬくもりを、人々はこよなく愛し、補修しながら、何時までも大切に使っていた。愛情のこもったこの補修は、それ自身でまた美しい造形美となる。(本文より)
目次:
実測曼荼羅
愛するとは 心底まで相手を知り尽くすこと
日本の風土の中で生まれた空間
日本の合理性
庭について
復原とは何か
状態は、ジャケット欠。本体表紙にスレ・傷有、天・小口にヤケ有。