戸田ツトム 著 ゲグラフ 1989年 初版 ソフトカバー ジャケット付 サイズ:252×154mm
デスクトップパブリシングの先端をゆくグラフィックデザイナー、戸田ツトムによる『森の書物』。執筆・構成・レイアウト・作図を戸田ツトムが、編集・資料を濱浦恵美子が担当している。
喧騒とも言える賑わいの中で語られる [デスクトップ・パブリッシング]、このことばは現在、いささか広範な領域を指してしまっている。印刷会社や写植メーカーが作り出した組織的な電算印字システムまでもを [デスクトップ・パブリッシング] と呼んでしまっているような風潮もある。しかし、本書はことばの由来する米国のアプリケーション・ソフトウェア及びコンピュータの設計思想の概念をそのまま継承し、組織性よりも個人性を尊重した [デスクトップ・パブリッシング] 空間を追求してみよう、との観点から制作された。デスクトップ、すなわち文房四宝机上空間においてことの一切にけりをつけてみよう、という実用目的を至近距離に置いた試みである。(表紙より抜粋)
状態は、ジャケットにスレ・少汚れ、ジャケット袖に切り抜き有。本体はページ周辺にヤケ有。