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2009 - 2010


過去の展示

羽原肅郎 三原色とオブジェ

会期:2010年10月11日[月]→ 11月6日[土]
時間:12:00 - 20:00 [日曜休み]

このたび、東塔堂では羽原肅郎氏の個展「三原色とオブジェ」を開催いたします。

純度の高い色彩が、並べられたり、交わったりしながら、新たな色をつくり、また新たに独立してゆくような、リズミカルなグラフィック。また、マックス・ビルやジョセフ・コーネル、マルセル・デュシャンといった美術家たちへの、尽きない思慕の念を素材につめこんだ、ユニークなオブジェ。いずれの作品も、古くからの知己にそっと耳打ちされるかのような、近しさや、幸福さに、満ちあふれています。この機会にぜひご覧ください。

なお、会場にて、本展のために羽原肅郎氏が制作した2011年版オリジナルカレンダーの販売も行ないます。こちらもお手にとっていただければ幸いです。

協力:加藤勝也


オープニング・パーティ

日時:2010年10月11日[月]18:00 - 20:00
場所:東塔堂店内
料金:無料

ささやかなお飲物を用意してお待ちしております。お気軽にご参加ください。


プロフィール
1935年、広島県に生まれる。
桑沢デザイン研究所リビング・デザイン科研究クラス卒業。
建築写真家:二川幸夫に師事。
美術出版社・月刊『デザイン』誌編集責任者、東京造形大学助教授、二玄社出版部部長として『CG』誌等の編集に参加。
鹿島出版会『SD』誌デザインエディター、JIDA事務局長を歴任。
明星大学 造形芸術学部 造形芸術科 教授。
武蔵野美術大学、筑波大学、東京YMCAデザイン研究所、多摩美術大学等の非常勤講師を務めた。
著書に『構造の芸術』『本へ!』等がある。
『世界デザイン史』等にも執筆。
コンクリート・ポエトリーの制作も行っている。










鷹野隆大 作品展 それでも、ワールドカップ

会期:2010年5月3日[月] - 5月29日[土]
時間:12:00 - 20:00 [日曜は休み]

このたび、東塔堂では、写真家である鷹野隆大氏の個展「それでも、ワールドカップ」を開催致します。
他者と向き合いながら作品を撮り続け、昨年発表した『男の乗り方』(Akio Nagasawa Publishing)で大きな反響を得た鷹野隆大。今回は、海外でスナップした写真のほか、映像作品「ぱらぱら」の原画となるシリーズも展示致します。多様な観点を持つ写真家が、書店という空間でつくり出す今までにない展示に、どうぞご期待ください。

協力:ユミコ チバ アソシエイツ / ツァイト・フォト・サロン / CALM & PUNK GALLERY


関連イヴェント

■ 鷹野の独りトーク
「サッカーが教えてくれたこと」
5月3日[月]18:00 -
場所:東塔堂店内
料金:無料

トーク終了後、作家を囲んでのささやかなレセプションパーティーを予定しております。また当日は祝日です。お気軽にご参加ください。


■ 港千尋×鷹野隆大
「近未来日本のフットボール」
5月15日[土]16:00 - 17:30
場所:東塔堂店内
料金:500円(1ドリンク付)

座席数に限りがある為、30名様以降は立見となる場合がございます。 メール、お電話にて座席のご予約も承っております。



(c) Ryudai Takano Courtesy: Yumiko Chiba Associates / Zeit-Foto Salon



■ステートメント

 好むと好まざるとに関わらず、いまやサッカーは世界の共通語である。これほど大規模に、異なった身体やモラルを持った人々が同じ土俵にのぼる場は他にない。野球ファンには申し訳ないのだが、そして僕もかつては野球少年だったから分かるのだが、規模がまるで違うのだ。世界を旅して、キャッチボールで交流できる地域がどれくらいあるだろうか。結局、野球を日常的にやっているのは、アメリカとその周辺国(米軍基地のある国々や旧植民地)にすぎない。僕は、自分のそういう悔しい体験から、サッカーを見始めた。

 以来、十五年以上がたつ。その間、さまざまなことを思い知らされた。最も衝撃的だったのは、「ずる賢さ」が賞賛されることだ。蹴られてもいないのに、もんどりうって痛がる。思いきり蹴り飛ばしておきながら、やってないと主張する。試合そのものとは別に、人間臭い駆け引きが絶えず繰り返される。それはアジアやアフリカの市場で繰り広げられる光景と似ている。彼の地では物の価格はひとつではなく、交渉によっていくらにでも変化する。こういう価値観は野球にはない。野球では、あいまいなものが入り込まないように、ひとり一人の役割を厳格にルールで定めている。一物一価の世界である。選手に求められるのはルールに従う「潔さ」だ。思うに、野球はアメリカ・ピューリタニズムの結晶ではなかろうか。

 日本ではいまも野球が圧倒的人気を保っている。体力的にも文化的にも、やはり日本人には野球の方が合っているのだろうが、それでもワールドカップの時くらいアメリカの傘の下から出て、外の世界を覗いてみてもいいのではなかろうか。そこには価値観の多様さがもたらす混沌とした世界がある。何が正しいかは交渉によって決まる。当然、皆ずる賢い。なかなか恐ろしい世界だが、それが「世界標準」であることもまた事実なのだ。日本という国が今、かなり追いつめられていることを思う時、サッカーについて知っておくのは、あながち無駄とは思えない。我々もいつ、そういうカオスの世界に投げ出されるかわからないのだから。

2010年3月 鷹野 隆大







玉利美里展 scene

会期:2010年3月8日[月] - 4月3日[土]
時間:12:00 - 20:00 [日曜は休み]


カンヴァスの上の油絵の具。玉利美里の絵を観ていると、普段表に出てこない類いの記憶が現れて、響き合っては広がってゆくような経験をすることがある。 作家は日々の忘れそうなことばかり描いた、と言った。
新作10点程の展示を予定しております。この機会にぜひご高覧ください。






紙とインキ―小野重記の書棚
会期:2010年1月18日[月] - 30日[土]
時間:12:00 - 20:00 [日曜は休み]

このたび、東塔堂では、大日本印刷で長年プリンティングディレクターを務められた小野重記さんの蔵書の一部を展示および販売致します。著者による献呈署名の記された書籍や、小野さんが作業の際に参考にしてきたものなど、どれもみな、今日でも大変価値あるものばかりです。印刷について想像力を膨らませながら、みなさんもページを開いてみてください。きっと、作家たちの存在の痕跡を、カメラを握る手に滲んだ汗を、描かれたタブローの僅かな震えを、そしてまるで職人のような小野さんの情熱を、書物を通じて見出すことができるでしょう。

インタヴュー(pdf)





出品目録抄
北島敬三『A.D. 1991』(河出書房新社, 1991年)
篠山紀信『家 meaning of the house』(潮出版社, 1975年)
荒木経惟『写真論』(河出書房新社, 1989年)
中平卓馬『ADIEU A X』(河出書房新社, 1989年)
森山大道『サン・ルゥへの旅』(河出書房新社, 1990年)
COMME des GARCONS 1981-1986(筑摩書房, 1986年)
COMME des GARCONS 1975-1982(コムデギャルソン, 1982年)
Milton Glaser: Graphic Deisgn(Secker & Warburg, 1973年)
奈良原一高『ヨーロッパ・静止した時間』(鹿島出版会, 1967年)
奈良原一高『人間の大地』(リブロポート, 1987年)
奈良原一高『肖像の風景』(新潮社, 1985年)
内藤正敏『東京 都会の闇を幻視する』(名著出版, 1985年)
細江英公, 三島由紀夫『ordalie par les roses』(Editions Hologramme, 1986年)
土門拳『筑豊のこどもたち』(パトリア書店, 1960年)
土門拳『るみえちゃんはお父さんが死んだ』(研光社, 1960年)
暮しの手帖『戦争中の暮しの記録』(暮しの手帖社, 1969年)
横尾忠則『横尾忠則画集』(神戸新聞出版センター, 1983年)
横尾忠則リトグラフ『ナイフの男 A, B, C, D』(1983年)
横尾忠則『横尾忠則グラフィック大全』(講談社, 1989年)
畦地梅太郎『人と作品』(創文社, 1973年)
篠山紀信, 坂東玉三郎『坂東玉三郎』(講談社, 1978年)
篠山紀信, 坂東玉三郎『坂東玉三郎の世界』(朝日新聞社, 1988年)
武田百合子, 野中ユリ『ことばの食卓』(作品社, 1984年)
篠山紀信『パリ』(新潮社, 1977年)
金井美恵子, 渡辺兼人『既視の街』(新潮社, 1980年)
展覧会カタログ『バウハウス 1919-1933』(セゾン美術館 , 1994年)
展覧会カタログ『Irving Penn』(The Museum of Modern Art, New York, 1984年)
和田誠『和田誠百貨店B館』(美術出版社, 1988年)
田中一光『田中一光のデザイン』(駸々堂出版, 1975年)
宇野亜喜良『マスカレード』(美術出版社, 1982年)
『イサム・ノグチ あかりと石の空間』(リブロポート, 1985年)
勝見勝『ABCの歴史 アルファベットの旅』(さ・え・ら書房, 1953年)
福田繁雄『イラストリック412 美術手帖臨時増刊』(美術出版社, 1986年)
レニリーフェンシュタール『ヌバ』(PARCO出版局, 1980年)
柴田敏雄『TERRA』(都市出版, 1995年)






渡邊加奈子 展  The other side

会期:2009年9月1日[火] - 23日[水]
時間:12:00 - 20:00 [日曜は休み]

作家在廊:
1日[火] 5日[土] 12日[土] 23日[水]

渡邊は水性木版という技法を用い、映画のワンシーンや、
広告写真のイメージのシルエットをモチーフにし、
一枚の紙へと何層も繰り返し、執拗に摺り写してゆきます。
そうした工程を経ることで、平板なイメージであったはずのシルエットに、
指先で触れたかのような生々しい感触が甦えることがあると語ります。

過去/現在が層となり、ある実感をはらんだ、湿度のある一枚の薄い紙、
そこにある〈現代の風景〉をご高覧いただければ幸いです。

今回の個展では、新作10点前後の展示を予定しております。

http://kanakon.jimdo.com



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