『工藝 15』 600部限定. 聚楽社, 1932. 67pp.
金工類の図版10点を収録。状態は、表紙にスレ・ヤケ、縁に少ほつれ、天地小口にヤケ・汚れ有。
目次:
柳宗悦「本号の挿絵」
井上吉次郎「大平下作物窯」
河井寛次郎「陶技始末」
西本三十二「美と教育」
ほか
『工藝 19』 600部限定. 聚楽社, 1932. 63pp.
肥前の染附猪口を紹介。状態は、表紙にスレ・ヤケ・シミ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・シミ、最終ページに押印有。
目次:
柳宗悦「本号の挿絵」
水町和三郎「染附猪口を焼いた肥前の窯跡」
上村六郎「染工談技」
西本三十二「工藝と教育」
河井寛次郎「陶技始末」
『工藝 21』 600部限定. 聚楽社, 1932. 67pp.
木喰上人が作った木彫佛を紹介。状態は、表紙縁にほつれ、全体にヤケ、濡れによるヨレ・シミ、数ページに書込有。
目次:
柳宗悦「本号の挿絵」
柳宗悦「丹波に於ける木喰佛」
今井弘樹「信州長地村の於ける木喰五行上人」
柳宗悦「木喰上人年齢考」
上村六郎「染工談技」
河井寛次郎「陶技始末」
『工藝 27』 800部限定. 秋葉啓 編. 石井恒 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1933. 65pp.
巻頭に10点の陶器(茶碗)図版を収録。それらの解説からはじまる。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口に少ヤケ・前半数ページにヨレ有。
目次:
挿繪小解
水谷良一 協同體生活と工藝
吉田璋也 鳥取民藝振興會と「たくみ」
柳宗悦 新作の紹介
上村六郎 染工談技
柳宗悦 工藝と美術
同人雑録
『工藝 30』 800部限定. 秋葉啓 編. 石井恒 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1933. 66pp.
12図版収録。籠や椅子、箒など紹介解説。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口に少ヤケ有。
目次:
河井寛次郎 挿絵観
大川亮 津軽のケラとハバギその他
太田直行 出雲団扇
太田直行 竹矢村の藁箒
井上吉次郎 秘色の発露
上村六郎 染工談技(九)
同人雑録
『工藝 31』 800部限定. 秋葉啓 編. 石井恒 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1933. 80pp.
肥前中尾山製の茶碗などについて紹介。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・シミ有。
目次:
肥前中尾山製の茶碗 富本憲吉
挿絵小解 富本憲吉
藝術と分別 エリック・ギル, 壽岳文章 訳
ギル訪問 濱田庄司
ほか
『工藝 32』 800部限定. 秋葉啓 編. 石井恒 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1933. 63pp.
倉敷の工藝を紹介解説。8点図版を収録。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口に少ヤケ有。目次ページに切り込み箇所有。
目次:
倉敷の新業:河井寛次郎
倉敷とその近在の工藝:武内潔眞
倉敷だん(糸偏に段)通と花筵:三橋玉見
撫川団扇と田植笠:林桂二郎
酒津の窯と大原焼:武内潔眞
倉敷の印象:濱田庄司
同人雑録
『工藝 33』 800部限定. 秋葉啓 編. 石井恒 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1933. 67pp.
図版15点収録。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・シミ有。
目次:
挿絵小解:柳
松模様を描た北九州の古窯跡:水町和三郎
二川の陶業:水谷良一
陶技の呼応:井上吉次郎
アイヌの染色:上村六郎
新作紹介:河井寛次郎
同人雑録
『工藝 38』 800部限定 秋葉啓 編 富本憲吉 小間繪 工藝編集室 1934年 80ページ
外村吉之介、柳悦考による合作の織物作品を8点貼付。装本は安来織で造られています。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口に少ヤケ・前半数ページにヨレ有。
目次:
式場隆三郎「西ヶ崎の教曾工房」
村岡景夫「外村君のこと悦考君のこと」
河井寛次郎「西ヶ崎の織物」
柳宗悦「繪畫論」
上村六郎「染工談技」
挿繪小註
水谷良一「美と社曾性に付ての座談曾」
同人雑録
『工藝 41』 800部限定. 秋葉啓 編. 安来織 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1934. 77pp.
苗代川の黒物11点の図版を収録。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・少汚れ、最終ページに押印有。
目次:
苗代川の黒物 柳宗悦
苗代川襍考 水谷良一
挿絵小註 柳宗悦
苗代川の陶農 河井寛次郎
美と社会性に付ての座談会
同人雑録
『工藝 42』 800部限定. 秋葉啓 編. 安来織 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1934. 65pp.
飯炊釜ほか11点図版を収録。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・少シミ有。
目次:
「新しきもの」「古きもの」(二):村岡景夫
工藝と美術(三):柳
リーチの話を聴く:水谷良一
挿絵小註
工藝に付ての書翰:ブルーノ・タウト・1934年4月10日京都にて
同人雑録
柳:今後の運営に就いて
『工藝 43』 800部限定. 秋葉啓 編. 安来織 装幀. 芹沢けい介 小間絵. 聚楽社, 1934. 78pp.
高取系の下手物ほか7点図版を収録。状態は、表紙にスレ・縁にほつれ、天地小口にヤケ・少シミ有。ページに少虫食い穴有。
目次:
高取の下手物窯:小川龍彦
能楽の美:水谷良一
挿絵小註
工藝雑語:柳宗悦
同人雑録
『工藝 44』 800部限定 日本民藝協会 1934年 68ページ
状態は、蔵印・ラベル貼り付け有。
目次:
寿岳文章「装幀論」
ウィリアム・モリス「ケルムスコットプレス設立の目的に付て」
エリック・ギル「書物」
禿氏祐祥「丹緑本其の他」
寿岳文章「挿絵小解」
柳宗悦「工藝雑語(二)」
ほか
『工藝 47』 800部限定 日本民藝協会 1934年 140ページ
カラー図版が5ページ、モノクロ図版が41ページ、和紙が2点実物で貼り込まれています。地方の民藝品を芹沢けい介が描いた小間絵を多数収録。状態は、表紙にスレ、端に少しほつれ、天地小口にヤケ有。
目次:
柳宗悦「地方の民藝」
柳宗悦「日本民藝図説」
赤羽王郎「信州の民藝品」
外村吉之助「伊勢、紀州行」
水谷良一「中国、九州の旅」
ほか
『工藝 53』 900部限定 日本民藝協会 1935年 64ページ
図版11点が貼り込まれています。状態は、表紙に少傷み・ほつれ、天地小口にヤケ・スレ有。
目次:
日本の工藝に付ての感想
十四年後の日本の印象
英国への音信
バーナード・リーチ誌・此木喬訳/巻末に英文によるバーナード・リーチ誌原文掲載
ほか
『工藝 56』 800部限定 日本民藝協会 1935年 74ページ
図版11点が貼り込まれています。状態は、布製の表紙下部にほつれ有。
目次:
村岡景夫「絵画の純粋性と抽象性(上)」
柳悦孝「青木紺屋の絲染見聞(一)」
柳宗悦「朝鮮の木工品」
柳宗悦「挿絵小註」
ほか
『工藝 61』 1000部限定 日本民藝協会 1936年 84ページ
カラー図版10点が貼り込まれています。状態は、表紙にスレ、天地小口にヤケ、少シミ、キズ有。
目次:
柳宗悦「魚袱紗」
濱田庄司「和染二つ」
河井寛次郎「三つの染物に題す」
外村吉之助「青木紺屋聞き書き(三)」
ほか
『工藝 64』 1000部限定 芹沢けい介ほか 装・小間絵 日本民藝協会 1936年 180ページ
古染裂が5点、本染色標本が66点、実物で貼り込まれています。装本は芹沢けい介。状態は、表紙にスレ、天地小口にヤケ・少シミ・キズ有。
目次:
横島直道「植物染料」
外村吉之助「本染覚え書」
柳宗悦「植物染料と化学染料」
此木喬「徳川時代に於ける染色文献解題」
芹澤けい介・柳悦孝校「家伝 紺屋独案内百品伝」
挿絵略解
雑録
挿絵目録
『工藝 69』 1000部限定 工藝編集室 1936年 118ページ
苔紙、木綿などの素材をそのまま、朝鮮半島の民藝品や工房の様子を写した図版を52点貼付られています。装本は芹澤けい介による手織の染麻布で造られています。状態は、表紙にスレ、縁に糸のほつれ、天地小口に少ヤケ、地に汚れ有。
目次:
濱口良光「朝鮮工藝概観」
土井濱一「朝鮮新工藝を見るの記」
挿繪小註
柳宗悦・河井寛次郎・ 濱田庄司「朝鮮の旅」
雑録
『工藝 70』 1000部限定 日本民藝協会 1936年 100ページ
図版17点が貼り込まれています。状態は、表紙に傷み・ほつれ・少退色、全体にヤケ・少シミ有。
目次:
柳宗悦「民芸館の使命」
河井寛次郎「民芸館の生誕」
外村吉之介「日本民藝館成る」
柳宗悦「待ち望んだもの」
ほか
『工藝 75』
1000部限定 工藝編集室 1937年 118ページ
工藝同人のそれぞれの好みで選んだ品に解説をつけた号。解説された各作品の図版が9点貼付されています。装幀は芹澤けい介で、鈴木繁雄による型漆が表紙にあしらわれている。扉と小間絵は棟方志功。状態は、表紙と天地小口にスレ、シミ、ヤケ、シワ、少汚れ、見返しに添付跡有。
目次:
柳宗悦「染付小皿」
棟方志功「巾壺」
此木喬「静かな鉢」
村岡景夫「李朝の白磁」
船木道忠「赤絵の御神酒徳利」
井関双山「丹波の徳利」
吉田璋也「牛戸の燗子」
河井寛次郎「角形絵瀬戸」
濱田庄司「陶枕」
横島直道「植物染料の日光堅牢度」
挿絵略註
雑録
『工藝 92』 1000部限定 日本民藝協会 1938年 88ページ
裂の実物が2点と図版が10点貼り込まれています。状態は、表紙から裏表紙まで貫通する2つの小さな穴、天地小口にスレ・ヤケ・少シミ有。
目次:
村岡景夫「鳥取の民藝」
土楽長三郎「民藝展と鳥取」
寿岳文章「民藝運動の将来」
此木喬「鳥取工藝覚書」
ほか
『工藝 96』 1000部限定 川上澄生 装丁・小間絵 日本民藝協会 1938年 63ページ
川上澄生の作品が綴じ込みと貼り込みで17点収録されています。装本は川上澄生。状態は、表紙に少スレ、少ヤケ、天地小口にスレ、ヤケ、少シミ、キズ有。
目次:
川上澄生 「私」
合田弘一「川上君と僕」
尾口悠「川上さんのこと」
塚田泰三郎「川上さんの巣」
村山力「川上先生」
棟方志功「版画家川上澄生氏」
川西英「川上さんと野球の優勝」
平井博「芸術と遊戯する彼」
西川満「川上さんと「少々昔噺」」
恩地孝四郎「絵の中の静物」
柳宗悦「川上君の画境」
深沢索一「川上澄生の事など」
挿絵小註
編輯後記