長島有里枝 写真 寄藤文平 アートディレクション 赤々舎 2010年 初版 ハードカバー サイズ:215×290mm 214ページ
長島有里枝の写真集。写真、テキストページのほか、メモやパンフレット、乗車券といった付録が挟み込まれている。表紙は、20色のパターンがあるうちのベージュです。
2007年にスイス エスタバイエ・ル・ラックにあったVillage Nomadeのレジデンシープログラムに参加した際に撮影した写真と日記によって構成。これらの写真は、長島の亡くなった祖父の家から見つかった、25年ほど前に祖母が撮影し、箱に大切にしまっておいた花の写真にインスパイアされたもので、Village Nomadeの敷地内の草花や、部屋の光景、伴っていた息子などが写されている。デビュー以来常に「家族」というテーマのもとに写真を撮影してきた長島が、今は亡き祖母とお互いの花の写真を通して向き合い、遠いひとに思いを馳せ、近いはずのひとと心を見つめ合った時間が凝縮された美しい一冊。 (出版社書籍案内より)
「部屋に戻り
ここにくるまですごくじかんがかかったよね
と息子が言う
この旅の道程のことをはなしているのに
わたしたちの心のことを言っているようにも聞こえる」(3rd WEEK DAY6 2007.08.11より)
状態は、表紙に少スレ有。