クリスチャン・ノルベルグ=シュルツ 著 川向正人 訳 鹿島出版会 1988年 ハードカバー ジャケット付 149ページ サイズ: 250×225mm
この本は、人間の住まいについて考察する。住まいという言葉は、ここでは、人々に屋根と何平方メートルかの面積を与える以上の意味を有している。まず第一にそれは、生産物・思想・感情を交換するために他者と出あうこと、すなわち生活の体験を通じて様々な可能性を発掘することを意味する。第二に、他者と同意を結ぶこと、すなわち共通の価値体系を受け入れることを意味する。そして最後に、それ自体、すなわち我々自身が選んだ小さな世界そのものを意味する。(本文より)
目次:
1. 住まいと実存
2. 集落
3. 都市空間
4. 施設
5. 住宅
6. 言語
状態は、ジャケットにスレ、少汚れ有。