ウォルター・ニーデルマイヤー. Hatje Cantz, 2009. Softcover with dust jacket. Text in German. 64pp. Size: 344x265mm.
『Station Z』は、建築家HGメルツが設計し、写真家ウォルター・ニーダーマイヤーが撮影した、ザクセンハウゼン強制収容所跡地の記憶空間をめぐる作品。処刑施設の遺構を覆う半透明の構造体は、過去の暴力性を抽象化し、静寂と追悼の空間を形成している。写真集には、ニーダーマイヤーによる静謐な22点の写真に加え、元収容者アンドジェイ・シュチピオルスキの講演テキスト、メルツによる設計解説を収録。ドイツ語・英語・ポーランド語の三言語構成で、建築と写真の交差から歴史の痕跡を現代に伝える一冊。
状態は、ジャケットの縁に少傷み。











