石村眞一. 角川学芸出版, 2010. Softcover with dust jacket with obi. Text in Japanese. 272pp. Size: 210x148mm.
鋼管製カンチレバー椅子の発展と日本での普及を追った研究書。マルト・スタム、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーらが欧州で確立したデザインの起源と通説を検証し、日本への技術導入、映画を通じた受容、戦後の国産化までを多角的に分析。積層材による椅子製作にも焦点を当て、図版も多数収録。
目次:
・カンチレバーの椅子に関する定義
・鋼管製カンチレバーの椅子誕生に関する通説を再考する
・日本における鋼管製カンチレバーの椅子の開発
・日本の戦前期における鋼管製カンチレバーの椅子の普及
・積層材によるカンチレバーの椅子の開発と普及
・戦前期のカンチレバーの椅子に関するデザイン展開
・戦後におけるカンチレバーの椅子に関する変遷
・鋼管製カンチレバーの椅子をつくる
状態は、帯にヤケ、傷み。ジャケットの背・裏表紙にシミ。天地小口に少汚れ。