鈴木恂 著 杉浦康平・谷村彰彦 造本 丸善 1982年 ソフトカバー ジャケット付 167ページ サイズ: 220×180mm
「実在するものすべてに建築がある。家々の壁に、闇や光に、村や街の姿に、日常生活の場の隅々に建築がある。異質な空間に出会うことによって、それが刺戟となって、建築がよく見えてくることがあるし、より深く根源的な空間に触れ得る場合がある。メキシコとの出会はぼくにとって建築との出会いでもあったのだ。」表紙より
1961年と1962年の二度のメキシコ行きの際に描きためたスケッチをまとめたもの。オレンジ、黄、茶と色のグラデーションになっている本文用紙が印象的な造本。
状態は、表紙と背にスレ、ヤケ、天にシミ有。