ル・コルビュジエ. Edition du Griffon, 1970. Hardcover with dust jacket. 131pp. Text in German. Size: 250x250mm.
建築家ル・コルビュジエの芸術家、作家としての側面に焦点を当てた書籍。彼が建築設計と並行して生涯取り組んだ絵画、ドローイング、詩、そして理論的著作を通じて、その創造性の全体像を明らかにする。シュトゥットガルトやモイラント城などで開催された展覧会に合わせて刊行され、視覚芸術と建築思想の交差を読み解く構成となっている。『建築をめざして』や『モデュロール』など、ル・コルビュジエの言語表現は単なる解説を超えた詩的な側面を持ち、本書ではそのテキストと図像の関係性にも注目する。抽象絵画やコラージュ、書簡なども豊富に収録され、モダニズムにおける「芸術と建築の統合」というテーマに対する一つの答えが提示される。
状態は、ジャケットにヤケ、イタミ有。本体天地にスレ、ページ周辺にヤケ有。











